一般社団法人埼玉県食品衛生協会検査センターは、埼玉県ご当局のご指導により、昭和56年に設置されて以来40年余りの歴史を刻んでまいりました。
その間今日まで、一貫して食品営業従事者の保菌検査や、食品営業施設に係る各種食品検査、水質検査等を通じて食品営業者の自主衛生管理の一翼を担い、食品の安全確保に貢献してまいりました。
特に近年は、食品衛生の進展に伴う食品規格基準の改正や食品表示法の施行による栄養成分表示の義務化など、新しい時代の要請に応えるべく、人材の育成に努めるとともに高度検査機器の導入を図り、お客様に信頼される検査機関を目指して努力してまいりました。
これまでも、臨床検査技師法に基づく登録衛生検査所及び食品衛生法に基づく登録検査機関として、精度の高い検査を行ってまいりましたが、さらに、平成29年1月には、医薬品、医療機器等法に基づく登録検査機関、同年6月には、公益財団法人日本適合性認定協会(JAB)から栄養成分検査におけるISO17025の認定を受けました。ISO17025への適合性を遵守し、公平性を確保して機密保持を確実に行い、品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善することにより、試験検査を依頼されるお客様へ迅速かつ精確な試験検査結果を提供いたします。
これからも、より一層お客様のお役に立てる検査機関を目指して、職員一同努力してまいる所存でございます。
今後とも、末永くご支援承りますようお願い申し上げます。
一般社団法人埼玉県食品衛生協会会長 長谷川 保